みなさん、初めまして!
留野楽奈といいます。
このブログは私が人生において考えたことや学んだことを主に物語形式で
お伝えできればと思い始めました。
もちろん人生、山もあれば谷さえある。地獄が先に待ってると思いながら生きていても思わぬ幸運に
巡り合えたりするから不思議ですね。
ホント人生、箱を開けてみないとわからない。
んないなこと言ったってどうせきれいごとでしょ~
ま、わかる。わかるんだけどあきらめるのはまだ早い。
人生生きてたってツライことばかり。泣きたい時もある。
そんな地獄の生活誰だって送りたくない。けどそれじゃ生活が成り立たない。
そういう時に癒しが欲しい。誰かに癒されたい。
私は絵本の中にその世界があると確信しています。
なぜ絵本?
今の会社に勤める前、私は小学校教師をしていました。(今は免許が更新制になって、もうない)
教育実習に行った先でこんな話をされました。
「教師になれば一般の給料ももらえてお見合いで結婚して幸せな家庭を築けるわよ~」
そうか。教師になればちゃんと教えてもらえて育ててもらえて幸せが与えられるのだな~。
一念発起。何とか5年かかってようやっと正教員の座をゲットしました。
よっしゃ~!これで人生クリアや~!ワイの人生バラ色やで~!
これが最初のボタンの掛け違え。その先に地獄が待っているとも知らずに・・・。
教師されている方はご存知でしょうが1年目は初心者期間。
要するに1年我慢できなきゃクビが待っていたのです。
しかも担当もいない。教えてくれる人もいない。完全な邪魔者扱い。
んで、鬱で休職して「ほ~れクビだぞ~・・・。」と脅される始末。
んで校長先生から出された件がこちら。
「教育委員会から指導が入るからそこで授業をしなさい。そこでダメだったらアンタはクビ。いいわね。」
当然ながらクビになんてなりたくない。でも教えてくれる人もいない。どうする・・・。
訳の分からないまま、なりゆきで教科書の読み聞かせをしようと思いつきました。
やってみた結果・・・
うまくいった子どももいればうまくいかなかった子どももいた!
んで校長室で反省会。
「うまくいかなかったわけですが、どうしたらよかったですか?」
と聞いたところ、教育委員会から思わぬ反応が・・・。
「そう!それ!そういうところが君の長所なんだよ!なんだ、ちゃんと反省して改善しようとしてるじゃないか!気に入った!」
え~・・・。今までそんなこと聞いても無視されてきたんですが・・・。
人生思わぬところに宝箱が転がってるもの。それが転機となり1年は何とか乗り越えられました。
しかも・・・
留野先生の読み聞かせ最高だった!面白かったんだよ~!
・・・!!(絶句)
結局ケンカ別れになり教員生活には終止符を打つことになったものの・・・
なんか絵本の読み聞かせって面白そうだな…。もう一度学んでみるか。
社会人になっても絵本の魅力に取りつかれ、物語の魅力のとりこになってるわけです。
絵本は子ども心に訴えかけてくるものがあるものですから大人にも効き目があります。
絵本の数だけ・・・物語の数だけ・・・人生のヒントが隠されています。
もちろん癒しも与えてくれます。読み心地、声の優しさ・・・。
精神病院で疲れ切ってしまっていた私の心の支えも子どもの絵本でした。
あの時は「不思議だな・・・。大の大人がどうして絵本なんて読んでんだろう・・・」
思えばそれだけ癒しを求めていた証だったんだな、と感じています。
そんな物語の世界・・・あなたも入ってみませんか?
今日はこれでおしまい。おやすみなさい。よい夢を。
コメント